ドライマウスの原因と治し方!今すぐできる予防法を解説

目次
松山歯科医院です。
口の中が乾くことが増えたと感じることはありませんか。
ドライマウスは単なる不快感にとどまらず、むし歯や歯周病、口臭の原因になることがあります。
さらに、重症化すると食事や会話に支障をきたし、全身の健康にも悪影響を及ぼすことが知られています。
ドライマウスの原因や危険性、対策について詳しく解説します。
この記事を読むことで、ドライマウスを予防し、健康な口腔環境を維持する方法がわかります。
早めの対策が重要ですので、ぜひ最後までご覧ください。
『ドライマウスとは?』
ドライマウスとは、唾液の分泌が低下し、口の中が乾燥する症状のことです。
加齢やストレス、薬の副作用、生活習慣の影響など、さまざまな要因が関係しています。
唾液は口の中を潤し、細菌の繁殖を抑える役割を持つため、唾液の減少は口腔内環境の悪化を招きます。
特に高齢者に多く見られますが、若年層でもストレスや生活習慣の乱れにより発症することがあります。
『ドライマウスが引き起こすリスク』
ドライマウスは放置すると、口腔内だけでなく全身の健康にも悪影響を与える可能性があります。
代表的なリスクを見ていきましょう。
- むし歯や歯周病のリスクが高まる
- 口臭が発生しやすくなる
- 食事がしにくくなる
- 口内炎や粘膜の傷つきが増える
- 誤嚥性肺炎のリスクが高まる
唾液には口の中を清潔に保つ作用がありますが、分泌が減ることで細菌が繁殖しやすくなります。
その結果、むし歯や歯周病のリスクが高まり、口臭の原因にもなります。
また、食事中に食べ物がうまくまとまらず、飲み込みにくくなることもあります。
さらに、高齢者では誤嚥性肺炎のリスクが増すため、特に注意が必要です。
『ドライマウスの原因』
ドライマウスの原因には、さまざまな要因が関係しています。
- 加齢による唾液腺の機能低下
- ストレスや緊張による自律神経の乱れ
- 薬の副作用(抗うつ剤、降圧剤、抗アレルギー薬など)
- 口呼吸の習慣
- 食生活の変化(噛む回数の減少、柔らかい食べ物の増加)
特に、口呼吸の習慣がある人は、常に口腔内が乾燥しやすくなります。
また、現代の食生活では柔らかい食べ物を好む傾向があり、咀嚼回数の減少が唾液の分泌低下を招く原因となっています。
『ドライマウスのセルフチェック方法』
ドライマウスの症状があるかどうか、自分で確認する方法を紹介します。
- 口の中が常にネバネバしている
- 水を頻繁に飲みたくなる
- 口臭が気になる
- 食べ物が飲み込みにくい
- 唇や舌がひび割れやすい
これらの症状が当てはまる場合は、ドライマウスの可能性があるため、早めに対策を検討しましょう。
『ドライマウスの対策と予防方法』
ドライマウスを改善するためには、日常生活での工夫が重要です。
- 水分をこまめに摂取する
- ガムを噛んで唾液の分泌を促す
- 口呼吸を改善し、鼻呼吸を意識する
- 唾液腺マッサージを行う
- 部屋の湿度を保ち、乾燥を防ぐ
また、口腔内の保湿剤(リンスやジェル)を活用することで、乾燥を和らげることもできます。
特に就寝中に口が乾燥しやすい人は、マスクをつけて寝るのも効果的です。
『まとめ』
ドライマウスは単なる口の乾燥ではなく、口腔内や全身の健康に影響を与える可能性があります。
特に、むし歯や歯周病、誤嚥性肺炎などのリスクが高まるため、早めの対策が重要です。
日常生活での習慣を見直し、水分補給や口腔ケアを心がけることで症状の改善が期待できます。
気になる症状がある場合は、歯科医院での相談も検討しましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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