口呼吸による影響とは?②





松山歯科医院です。
本日は「口呼吸の原因・デメリット」についてお話しします。

◎口呼吸の原因

口呼吸の原因は人それぞれさまざまです。幼いころからの口呼吸の癖がある場合もありますし、歯並びの悪さが原因であったり、鼻炎などの鼻の病気が影響していることもあります。

 


◎口呼吸のデメリット

【1】虫歯や歯周病の悪化、発症

口呼吸をする人は、口の中が乾燥しています。口腔内が乾燥すると、唾液による自浄作用や殺菌作用、免疫作用、虫歯の再石灰化作用、中和作用が弱まります。そのため、虫歯や歯周病になりやすい状態になります。虫歯ができやすく、歯周病が悪化しやすい環境が続くと、歯の寿命がどんどん短くなります。

【2】口臭が悪化する

口呼吸で口が乾燥すると、細菌が口の中で繁殖しやすい環境になり、口臭が悪化します。さらに、歯周病にかかりやすくなり、進行しやすいため、歯周病が原因となる口臭も発生します。

【3】着色汚れが増える

口の中が乾燥していると、飲食物の色素が流されずに残り、歯が乾燥した状態で着色しやすくなります。

 


少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 
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