癒合歯(ゆごうし)とは?



松山歯科医院です。

本日は癒合歯(ゆごうし)についてお話しします。

 

1. 癒合歯とは?

癒合歯とは、通常は別々に生えてくるべき歯が2本一緒に(癒合して)現れる現象のことです。

この現象は乳歯に対して比較的高い頻度で起こります。

具体的には、100人の子供たちの中で数人は乳歯の癒合を経験します。

一方、永久歯の場合、癒合歯は非常にまれで、1000人に1人程度の頻度でしか見られません。

 

2. 癒合歯の種類と発生場所

癒合歯は主に前歯が癒合する可能性が高いです。

癒合歯には様々な種類が存在し、歯が完全に一つに見える場合や、二つの歯が繋がっているにも関わらず、独立しているかのように見える場合があります。

また、歯髄(神経や血管)が繋がっているケースや、歯髄は別々で外部の組織だけが繋がっているケースも存在します。

 

3. 癒合歯がもたらす影響

癒合歯はいくつかの問題を引き起こす可能性があります

・虫歯リスクの増加

・永久歯の本数減少

 ・生え変わりの問題

・歯列不整

もし癒合歯を発見した場合や、その可能性があると感じた場合は、早めに相談しましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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