矯正歯科

矯正歯科

矯正専門医による専門的な矯正治療が受けられます

カウンセリングルーム

「子どもの歯並びが気になる」「矯正装置が目立つのがイヤ」……矯正治療は、歯並びを治すだけの治療ではありません。

歯並びが悪いと口元の見た目の問題だけでなく、お手入れが行き届かないため、むし歯や歯周病もなりやすく、また咬み合わせの不具合から顎関節症などのリスクも高まります。

当院では、矯正歯科専門の歯科医師が咬み合わせを重視しながら、患者さまに合わせた確かな矯正治療を行います。治療中の歯磨きやケアについてもていねいに指導し、矯正治療中のむし歯などのトラブルにも速やかに対応します。矯正専門医による相談も行っていますのでお気軽にお問い合わせください。

矯正治療の対象となる不正咬合の種類

八重歯・乱杭歯(叢生)

叢生

歯の表面が凸凹になっていて、審美的に見ても良くない状態です。
いわゆる”八重歯”の人もこの乱杭歯に含まれます。
歯列が乱れているため、噛み合わせが合わず、顎関節症を引き起こすこともあります。

出っ歯(上顎前突)

出っ歯

上の前歯が前突していて、横顔の綺麗なEラインが描けない状態です。
顔の印象が大きく変わるため、歯列矯正を考える患者さまの中でも多い症例といえます。

受け口(下顎前突・反対咬合)

受け口

下の前歯が前突していて、下唇が顎よりも前に出やすい状態です。
顎を突き出した状態になっているため、上顎前突同様、悩まれる患者さまは多いです。

咬み合わせが深い(過蓋咬合)

過蓋咬合

奥歯をしっかり噛んだ時に上の前歯が下の前歯を覆い被せてしまっている状態で、ディープバイトとよばれることもあります。
噛む力が強く、顎に大きな負担がかかっているので、エラが張る、顎関節症になるといったトラブルにも発展しやすいといえます。

隙間ができる(開咬)

開咬

意識していないと、口が常に開いた状態になってしまいます。
口呼吸になりがちで、口腔内の乾燥から、歯周病などのトラブルに発展しやすい症例といえます。

すきっ歯(空隙歯列・正中離開)

すきっ歯

空隙歯列は、普通よりも多くの隙間が歯と歯の間にできてしまっている状態です。
この隙間に食べもののカスが挟まりやすいので、虫歯になりやすいという特徴もあります。
隙間から空気が漏れ出すので、サ行やタ行が発音、発声しにくくなることもあります。

インビザライン

「矯正歯科治療」には色々な方法があります。
その中でも特に目立ちにくい矯正装置を使用する”インビザライン”について、詳しく紹介していきます。インビザラインは、従来の金属の装置とワイヤーを使う矯正とは違い、透明のマウスピースを使用して矯正を進めていきます。

矯正していること自体、人にほとんど気付かれない矯正法として今、注目されている治療法の1つです。
矯正治療中であっても口元を気にすることなく、会話が楽しめるので、学生などの若い患者様や営業職、接客業といった業種に就いている患者様に特におすすめしています。

また、インビザラインは目立ちにくいだけではなく、取り外しができるという大きなメリットがあります。
食事の時はマウスピースを取り外し、いつもの感覚で食事が楽しめ、歯磨きなどのお手入れも今まで通りに行っていただけます。
さらにマウスピースそのものも丸ごと洗浄が可能なので、いつでも清潔に使用できます。

従来のワイヤーやブラケットなどの金属を用いる歯科矯正もありますが、インビザラインは金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも満足する歯科治療が受けられます。

矯正歯科医院では、いわゆる”一般歯科”とは違い、矯正を専門とする歯科です。
虫歯や歯周病の治療は”一般歯科”に含まれるため、矯正歯科医院では行いません。

当院は、矯正歯科医院でありながら、一般歯科も行っているので、矯正治療に向けて抜歯が必要となるケースや矯正中の虫歯にも対応することができます。

他の歯科医院と並行して通院する必要がなく、矯正治療の時短に繋がります。

矯正を専門としていますが、一般歯科治療においても豊富な実績がありますので、安心してご来院いただければと思います。

インビザラインはこんな方におすすめしています

  • 歯並びが気になっているけど、矯正装置が目立つのはイヤという方
  • 会話や食事など、今まで通りに楽しみたいという方
  • 金属アレルギーをお持ちの方、また金属を使用する矯正に不安のある方
  • 使用するマウスピースは取り外しができるものの、一定の装着時間が設けられているので、その時間を守ることができる方

インビザラインは、透明のマウスピースを使用するので、審美性を気にされる方でも安心して治療がはじめられます。

また、取り外しが可能であることから、衛生面を気にされる方にもおすすめです。
インビザラインを使用した矯正歯科治療の経験と実績が豊富な当院の歯科医に是非ご相談ください。

全世界におけるインビザライン(マウスピース型矯正装置)について

インビザラインは、アメリカで開発された矯正歯科装置です。
歴史はまだ浅く、1999年にアメリカのアライン・テクノロジー社が矯正歯科医を対象に提供したのがはじまりです。

しかし、現在では世界80ヶ国以上の国々で採用されている矯正治療法であり、これまでに500万人以上の患者様の歯科矯正を行ってきた実績のある装置です。

インビザラインは、今も多数の論文があり、多くの審査を要する学術専門誌でも臨床報告が度々発表されています。

インビザラインの特徴

1.人に気付かれにくい歯列矯正

インビザラインは、透明素材で作られているため、装着時もほとんど見分けがつきません。
歯列矯正するにあたって矯正装置による口元の審美性が気になる方や、治療前と同じように会話や食事を楽しみたいという方におすすめの治療法です。

2.矯正装置による食事のしにくさがない

歯面に金属の矯正装置を固定する歯列矯正は、食事のしにくさが懸念されていました。ワイヤーに食べ物が絡んでしまったり、硬いものを食べた時に装置が外れてしまったという患者様もいます。
しかし、インビザラインは食事前にマウスピースを取り外すのが原則です。
食材を選ばず、治療前と同じように何でも好きなものが食べられます。

3.口腔内のトラブルのリスクが少ない

凹凸したワイヤーやブラケットは、口の中の粘膜に当たり、時に傷をつけ、口内炎ができてしまう、口内炎が慢性的になり治らないなどのトラブルがありました。
インビザラインは金属を使用していないため、口の中を切ってしまうなどのトラブルは生じません。スポーツなども今まで通りに楽しめます。
歯列矯正は口内炎との戦いだと言われるほどですが、インビザラインではその心配がありません。

4.常に清潔に使用できる矯正装置

マウスピースは、水に発泡性の洗浄タブレットを入れ、約10分間放置することで洗浄ができます。また、マウスピースの洗浄時に今まで通りの歯磨きやデンタルフロスも行え、口腔内を常に清潔に保てます。

5.治療後の歯並びを確認できる

インビザラインでは、”クリンチェック”と呼ばれる3Dシミュレーションを元に治療計画を練っていきます。治療前~治療後まで、しっかりと患者様の目でどのように歯が動いていき、効果を得られるのかを確認することができます。
ワイヤーを用いた矯正では、治療後の未来まで目で確認することはできません。しかし、インビザラインではご自身の納得できる未来を見据えて治療を進めることができます。
”クリンチェック”の結果、理想の歯並びにならないようであれば、”矯正治療をしない”という選択をとることも可能です。
是非一度、当院にご相談ください。

6.治療期間を把握できる

”クリンチェック”は歯の動きを知るだけでなく、必要なマウスピースの数と治療期間を併せて把握することができます。装着時間を守り、正しく使用した場合の治療期間が分かるので、結婚式や就職活動などのご予定に合わせた治療も可能です。
また、経過を見ることができるので、どの程度歯列が矯正されているのかも目で見て確認することができます。

7.歯型の採取は1回のみ

インビザラインの治療では、歯型の採取が最初の1回のみで済みます。
レントゲン写真、口腔内写真と採取した歯型を基に歯の移動をシミュレーションした上で、何枚のマウスピースが必要になるかを把握し、はじめにすべての装置を作製します。

8.通院回数が少ない

他の矯正治療法は、通常2~4週間に1回の通院を要します。
しかし、インビザラインははじめにすべての装置を作製してあるため、10日~2週間に1回、ご自宅で新しいマウスピースに交換して治療を進めていきます。
これにより、通院回数は他の矯正治療法と比べ、圧倒的に軽減することが可能です。
矯正開始時はアタッチメントの装着やIPRなどが必要になるため、少し通院していただく必要がありますが、軌道に乗った後は2~3ヶ月に1回の通院になります。
多忙によりなかなか通院できないという方や遠方の方でも無理なく歯列矯正が行なえます。

9.痛みが少ない

歯列矯正は、歯に力を加え、少しずつ動かしていくため、どうしても痛みが生じます。
インビザラインも例外ではなく、完全に無痛で行える矯正というのは現状ありません。
ただし、矯正方法によって痛みの度合いや症状は大きく異なります。
ワイヤー矯正は一般的に月1回の通院時にドクターの手でワイヤーを締めるので、医師の腕の差が出やすく、痛みも大きいと言われています。
対するインビザラインは、10日~2週間に1回、0.2~0.3ミリほどの細かい範囲をマウスピースを用いて移動させていくので、痛みが小さく小刻みに分かれます。
ワイヤー矯正とインビザライン矯正のどちらも経験のある患者様は、インビザラインではほとんど痛みがないと感じるほどです。

10.金属アレルギーの心配がない

インビザラインは金属を使用しない治療法です。
そのため、金属アレルギーをお持ちの方や金属を使用した装置に不安のある方でも安心して治療が受けられます。

インビザラインの注意点

1.治療中の食事について

インビザラインは装置を固定しないため、食事はマウスピースを取り外して楽しめます。
ワイヤー矯正は、繊維質の野菜や硬いものが食べにくく、食材を選んでしまいがちですが、インビザラインであれば、好きなものを今までと同じように食べられます。

注意点としては、食後は必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着していただくことです。
飲み物の場合は、水に限り、マウスピースを装着したままでも問題ありません。
少しでも糖分を含むものや酸味のあるものを飲む際は、虫歯のリスクを軽減するため、マウスピースを一旦取り出し、飲んだ後は歯磨きをして装着しなおすのが理想です。

2.治療前の虫歯や歯周病について

歯列矯正は、健康な歯と歯茎があってできる治療法になります。
そのため、虫歯や歯周病がある場合には先にその治療を完治させてからの矯正治療となります。
また、矯正治療中に虫歯ができてしまった場合は一旦治療を中断し、虫歯の治療を優先することもあります。治療の際に詰めたものの影響で、マウスピースが使えなくなってしまうこともあるため、できる限り口腔内を衛生的に保ち、虫歯にならないように留意します。

万が一、マウスピースが使えなくなってしまった場合ですが、”インビザライン・フル”の場合は再検査、治療計画の修正が可能です。”インビザライン・ライト”の場合は治療計画の修正に制限があるため、マウスピースの修正が困難な場合もあります。

3.使用感について

インビザラインのマウスピースは食事の時間以外、極力装着していただくのが原則です。
ワイヤー矯正のような喋りにくさはありませんが、マウスピースを装着したままの会話は少し聞き取りにくさが生じる場合もあります。
重要な面接やプレゼンの際にはマウスピースを外していただくと、より安心です。

装着時間が足りないと矯正治療に遅れが生じてしまいますが、お仕事等の関係でどうしても短くなってしまう場合には、マウスピースの交換のタイミングを少し遅らせて対応いただいています。
通常は10日~2週間で交換するものを2週間~3週間に1回交換していただきます。

4.装着時間について

インビザラインに限らず、マウスピース型矯正の失敗の原因は装着時間の不足です。
決められた装着時間をしっかりと守らないと、矯正治療が進みません。
本来であれば、取り外しの効く装置であることは大きなメリットですが、時間を守る自己管理ができない方にとってはデメリットとなってしまうこともあります。
特にこういった失敗は、ご両親に勧められ、仕方なく歯列矯正に取り組んでいるお子様に多い事例です。
患者様ご本人が矯正治療に前向きでないのであれば、インビザラインはおすすめできません。

5.治療後の後戻りについて

綺麗な歯並びを手に入れても、歯には徐々に元の位置に戻ろうとする力が働いてしまいます。これを”後戻り”といいますが、これを防ぐ”リテーナー”というものがあります。
矯正治療が終わったら、矯正期間と同じ期間を保定期間として、リテーナーを使用していただきます。そうすることによって、後戻りを防げます。
インビザラインを開発したアライン社が提供する丈夫なビベラ・リテーナーというものもあります。

6.抜歯について

抜歯矯正のハードルはやや高く、矯正専門医ではない歯科医やインビザラインの経験が浅い歯科医には行えないケースもあり、「インビザラインでは抜歯矯正ができない」という間違った情報が流れています。
しかし、実際には抜歯が必要だと判断した場合には、インビザラインの経験豊富な歯科医による抜歯が行われています。

インビザラインの技術も日々進化しており、以前は不得意とされていた第一小臼歯の抜歯矯正に対応した”インビザラインG_6_”という治療法もあります。

当院では、抜歯あり、抜歯なしのクリンチェックによる治療計画を提案させていただいておりますので、抜歯矯正に悩んでいる患者様にも満足していただけております。

中高生の矯正について

永久歯の生え揃う1_2_~1_6_歳頃の患者様より、インビザラインを用いた本格的な歯列矯正ができるようになります。
中学生、高校生の時期は非常に多感で、目立つ矯正装置を用いた治療はコンプレックスになってしまうこともあります。しかし、インビザラインは透明なマウスピースを装着するタイプの矯正なので、中高生でも取り組みやすい矯正治療と言えるでしょう。

また、中高生向けの特別な機能として、”コンプライアンス・インジケータ”というものがあります。これは成人矯正にはない特別機能で、マウスピースを装着している時間を確認することができるようになるものです。

インビザラインの最大のメリットは取り外しが自由にできる点ですが、自己管理能力が未熟なお子様の場合、装着時間の不足のリスクがあります。
”インビザライン・ティーン”のみに設けられたコンプライアンス・インジケータによって、失敗を防ぐことができます。

コンプライアンス・インジケータは唾液に反応して徐々に色が薄くなります。
ご両親はもちろんのこと、歯科医も患者様の装着時間を視覚的に確認できるため、患者様自身も積極的にマウスピースを装着していただくことが可能です。

インビザラインの薬事認証について

インビザラインは、世界80ヶ国以上、500万以上の治療実績がある世界一のマウスピース型矯正装置です。
アメリカのアライン・テクノロジー社により提供されている”インビザライン・システム”は、アメリカ食品医薬品局(FDA)の医療機器として認証を受けており、ISOを取得している最新の工場にて製造されています。

インビザラインに限らず、マウスピース型矯正装置は、カスタムメイドで患者様1人1人に合わせて作製しているため、市場流通性がありません。
そのため、日本におけるインビザラインは、薬事法上の医療機器、歯科技工法上の矯正装置にも該当せず、医薬品副作用被害救済制度が適用されない場合があります。

しかし、インビザラインに使用されている素材そのものは日本の薬事認証を得ているので、アレルギーなどに関する安全性は確保されています。

インビザラインの治療の流れ

STEP1 カウンセリング

まずは、矯正専門医が患者さまの歯列を拝見させていただきます。
そのあとで、他の治療法との比較も含め、インビザラインについて、詳しくご説明させていただきます。

治療の流れ、期間、費用の目安をご説明し、患者さまの不安を取り除いていきます。
少しでも不安や疑問点があれば、何なりとご質問ください。
丁寧に回答させていただきます。

カウンセリングは、約30分の時間を確保しております。
未成年の患者さまは、保護者の方と一緒にご来院いただき、患者さまと保護者さま、双方のご希望を聞かせていただきます。

STEP2 精密検査

カウンセリングにて、インビザラインにご納得いただけましたら、次に検査に入ります。

患者さまの歯型、口腔内写真、レントゲンやCTなど、治療に必要となる口腔内の状況をデータ化していきます。

当院は、”iTero Element”と呼ばれる最新の光学スキャナを導入しています。
これにより、従来のものよりも精度が高く、患者さまの負担が少ない検査が可能になりました。

精密検査が一通り終わった後は、矯正専門医が患者さまに合った最善のインビザライン治療計画をご提案させていただきます。

STEP3.綿密な治療計画のご提案

精密検査の結果とクリンチェックを駆使し、患者さま1人1人に合った治療計画をご提案させていただきます。

クリンチェックでは、歯がどのように動き、治療完了後にどうなるかという部分までを見ていただくことができます。

インビザラインは、マウスピースを自発的にはめていただく治療であるため、患者さまにご理解・ご納得いただくことは必須です。
分からないことがあれば、その都度ご質問ください。

期間と費用についても、クリンチェックの結果で決定します。
治療の流れ、計画にご納得いただいた場合のみ、インビザラインを用いての治療が開始いたします。
まずは、段階ごとに変わるマウスピースの発注からはじまります。

※マウスピースの発注について
マウスピースは、カスタムメイドです。
患者さま1人1人に合わせたマウスピースをすべて先に発注いたします。

発注先は、インビザライン・システムを開発したアライン・テクノロジー社です。
アライン・テクノロジー社は、開発だけではなく、設計・製造・販売の全てを行っているのです。
クリンチェックによる計画を元に、アメリカの最新工場で丁寧につくられます。

STEP4. 口腔内トラブルの改善

当院はできるだけ、”抜かない”治療をご提案しております。
しかし、患者さまの症例によっては、抜歯をした方が良い例もございます。
その場合は、詳しくご説明させていただき、患者さまに納得いただいた後、矯正前に抜歯を行うこともあります。

また、矯正前に虫歯や歯周病などが見つかった場合は、こちらも治療を先に行います。
併せて、歯科衛生士によるデンタルケア指導も受けていただき、治療中の口腔内トラブルを予防していきます。

STEP5. 治療開始

発注したマウスピースが届きましたら、アタッチメントを装着し、治療を開始いたします。
初期段階は、月に1回のペースでご来院いただきます。

その後は、2ヶ月〜3ヶ月に1回のペースでご来院いただきます。 各段階でアタッチメントの装着があります。

通常、約10日〜2週間で次のマウスピースに変更し、ご自宅で治療を進めていただきます。
交換時期については、医師の指示に従ってください。

マウスピースは、飲食、歯磨きの時間以外の時間全てで着用ください。
歯列の状況によって異なりますが、だいたい1年〜3年で治療完了となります。

STEP6 保定期間

全てのマウスピースを装着し終えたら、保定期間に入ります。
保定期間中はリテーナーを装着していただき、綺麗に改善された歯列を安定させるように努めます。
保定期間は、だいたい1年〜3年程度です。
保定期間中も約半年に1回のペースでご来院いただきます。

インビザラインのよくある質問

プラスチックのマウスピースを装着しているだけで歯列矯正ができるのでしょうか?

歯列の具合により、インビザラインが使えないケースもありますか?

矯正装置にはそれぞれに長所があり、歯列に対して効果を得やすいものとそうでないものがあります。
インビザラインも例外ではなく、インビザラインに適さないケースもありますが、他の装置と併用して治療できるケースもございます。
インビザラインは専門的な知識を必要とする治療法で、他の装置と併用するとなると、歯科医師にさらに深い知識と経験を要します。
安心してインビザラインの治療を進めるためにも、多くの実績がある当院の歯科医にご相談ください。

治療期間はどのくらいかかりますか?

インビザラインは精密なシュミレーションを行い、最も効率良く、短い距離で歯を動かす治療法になります。そのため、従来の装置と同程度、もしくは、少し治療期間が早まることもあります。
症例によって大きく期間は異なりますが、平均的な治療期間は1年~3年ほどです。

治療費用はどのくらいかかりますか?

インビザラインは最新技術を活用する治療法のため、矯正治療の中でも比較的高額な治療になると言えます。
当院は、インビザラインに特化した矯正治療を行っておりますので、治療費用を34~85万円(税別)に抑えています。都心では100万円をゆうに超えてしまう価格設定の歯科医院もあるようです。
豊富なインビザラインの実績と確かな技術の治療をリーズナブルに提供することで、1人でも多くの患者様にご満足いただければと思っております。

抜歯は必要ですか?

できるだけ抜歯をしない治療計画を提案させていただいておりますが、症例によっては、抜歯をした方が良いケースもございます。
患者様には「抜歯あり」、「抜歯なし」の両方の提案をし、選んでいただけるようにご説明いたします。

インビザラインは1日に何時間装着すれば良いですか?

食事の時間と歯磨きの時間を除く、全ての時間で装着することをおすすめしています。
1日の時間にすると、20時間以上は装着していただくことになります。

インビザラインのお手入れはどのようにすればいいですか?

マウスピースは、取り外す時に洗えば、いつでも衛生的に使用できます。通常は、水洗いのみでも汚れは洗い流せます。
ただし、変形してしまう恐れがあるため、40℃以上のお湯は使わないようにしてください。
より衛生的に使用するために、洗浄タブレットを利用するのも良いです。
週に1~2回はリテーナーブライトを使って綺麗に洗いましょう。

インビザラインはどの歯科医院で受けても同じですか?

インビザラインの治療には、正確な診断と患者さまに合った治療計画を立てるのが大切です。
歯科医によって同じインビザラインでも、その治療方法や結果は異なるので、慎重に歯科医院を選んでください。
当院では、抜歯が必要な症例や他の矯正装置と併用する治療法などもご提案させていただくなど、より専門的な治療計画を提供しています。

インビザラインは、子どもでもできる矯正方法ですか?

以前のインビザラインは、歯の生え変わり時期に差し掛かるお子さまの治療には適していませんでした。
しかし現在は”インビザライン・ティーン”が開発され、永久歯が生えていない10代のお子さまでもインビザラインを受けていただくことができるようになりました。
是非、お子さまと一緒にご来院ください。

歯が元の位置に戻ろうとする働きは防げますか?

矯正治療には色々な方法がありますが、それらのどの方法でも”後戻り”があります。
歯は絶対に元の位置に戻ろうとするので、リテーナーという保定装着して動いた歯の位置を維持していきます。
矯正完了後もしばらくはリテーナーを使用することになりますので、定期的に通院していただきます。
頻度は、半年に1回くらいを目安としています。

歯の動くスピードは、ワイヤー矯正とインビザラインどちらが早いですか?

インビザラインは、目標とする位置まで分割しながら少しずつ移動します。
移動距離は最短となるので、ワイヤー矯正よりも早く完了することもあります。
ワイヤー矯正は微調整のための動きも必要になるため、どうしてもムダな動きが生じてしまいます。
矯正する歯やその周囲の歯のダメージを考えても、インビザラインの方が早く歯に優しい矯正法といえるでしょう。

マウスピースをはめたままの飲食はできますか?

食事の際や飲み物を飲む時は必ずマウスピースを外してください。
今まで通りに食事を楽しめるのは、マウスピース型矯正の最大のメリットといえます。
飲み物も無色透明で、糖分が含まれていないもの以外は外して水分補給を行ってください。

虫歯や歯周病でもインビザラインはできますか?

初めの検査と診断で、虫歯や歯周病の有無についてはきちんと調べています。
矯正前に発覚したものは治療してから、矯正を開始します。
万が一、矯正中に虫歯や歯周病になってしまった時はマウスピースや噛み合わせに影響が出ないように注意して治療を行っています。

マウスピースをはめていると会話がしにくいですか?

はじめは少々違和感を感じることもあるかと思いますが、多くの人は数日で慣れます。
会話についても問題なく、発声しにくい、発音しにくいといったことは稀です。
芸能人やアナウンサー、声優など、”声”を使用する方にもインビザラインは選ばれています。

インビザラインは、ワイヤー矯正よりも痛くないって本当ですか?

金属製の矯正装置を用いるワイヤー矯正と比べて、インビザラインが痛くないのは確かです。
しかし、インビザラインも歯を動かす治療であるには変わりないので、完全に無痛にはなりません。
多くの患者さまは、マウスピースをはめて最初の3日間くらいは違和感や痛みがあるとおっしゃっています。
しかし、ワイヤー矯正と比べると比較的痛みは小さく、すぐにおさまります。

保定期間はどのくらいですか?

治療完了後から、半年~1年ほどは1日中リテーナーを装着していただくようにお願いしております。
歯が元の位置に戻ろうとする”後戻り”を防ぐためです。
検診の結果、歯と顎の骨がある程度安定してきましたら、就寝中のみの装着になります。
最終的には週に1回程度はめていただき、徐々に正しい位置を歯に覚えさせていきます。

そのまま煙草を吸ってもいいですか?

煙草に含まれているヤニが原因となり、マウスピースが変色してしまう恐れがあります。
煙草を吸う時は必ずマウスピースを外してください
また、煙草は歯周病の原因となり、歯周病に感染すると矯正が中断してしまうこともあるので、できる限り禁煙をおすすめしています。

マウスピースをなくしてしまった時はどうしたらいいですか?

インビザラインのマウスピースは、初めに治療完了までのピースを全て作成します。
歯の動きが十分でない内にマウスピースをつけてしまうと、次のステップに進めなくなってしまうことがあるので紛失には十分注意してください。
紛失してしまった時は、すぐにご連絡ください。再発注が可能です。

インビザラインは、保険適応ですか?

インビザラインの治療は、健康保険が適用されません。
しかし、医療費控除の対象となりますので、確定申告していただくとその分のお金が控除されます。

人に気付かれませんか?

厚み0.5mm以下で透明なマウスピースを着けるので、思っている以上に気付かれません。
自分から「矯正してる」といわない限り、誰に気付かれることもなかったという患者さまが大半です。

抜歯が必要だといわれましたが、対応いただけますか?

当医院の矯正歯科医は、国内にインビザラインが導入されて以来、積極的に取り組んできました。
抜歯が必要となる症例のインビザラインの治療経験、実績も豊富ですので、本当に抜歯が必要なのかも含め、正しい診断をご提供いたします。

ブリッジや差し歯があってもインビザラインはできますか?

人工歯を使用している方でもインビザラインを用いた矯正治療は可能です。
人工歯を調整することで歯列を治せる場合もありますので、まずは一度ご相談ください。

1本だけ凹凸がある歯を治したいのですが、インビザラインでもできますか?

軽度の出っ歯や前歯の凹凸、八重歯などの部分矯正も可能です。
治療期間が短く、費用も安く抑えられる”インビザライン・ライト”をご提案させていただきます。
普通のインビザライン同様、歯全体の状況を見て正しい治療計画を立てていきます。

毎日仕事が多忙でなかなか通えないのですが、インビザラインはできそうですか?

通常は1ヶ月半~2ヶ月に1回、通院をお願いしております。
インビザラインのマウスピースは、10日~2週間に1回取り替えますが、そちらは患者さま自身に行ってもらうものとなりますので、それほど通院の頻度は高くなりません。
仕事が忙しくなかなか通えないと感じている患者さまにこそ、インビザラインは向いている矯正治療法だといえます。

1週間の旅行中、マウスピースを外して過ごしてもいいですか?

装着時間は1日に20時間以上を原則としています。
1週間など長期にわたりマウスピースを外してしまうと、せっかく動いていた歯が元に戻ってしまうことがあります。
食事や歯磨きの時以外は、旅行中であっても常にマウスピースをつけるようにしてください。

健やかな成長をめざす【小児矯正】

矯正済みの子供

お子さまの歯並びとあごの発達を促し、歯を抜かない矯正をめざします。歯並びに悪影響を与える習慣や悪習癖を改善し、健やかな歯並びに導きます。一般的には6歳から7歳、永久歯の前歯と奥歯が生えてくる時期がベストです。

床矯正装置

お子さまの成長を利用してあごを広げるための装置です。取り外しができるので、食事や歯磨きも問題なく行えます。

社会生活と両立できる【成人矯正】

矯正済みの大人

人前に出る仕事やコミュニケーションが重要な営業などに従事している方の多くは、口元を気にされています。そんな方々の社会生活に支障が出ないための目立たない矯正装置や取り外せる矯正装置、治療期間の短い矯正、手軽な部分矯正などに対応します。

目立たない矯正

セラミックブラケット/裏側矯正/マウスピース矯正

インプラント矯正

的確な矯正で、治療期間を短縮できます

部分矯正

1本からの手軽な矯正です。加齢による歯並びの悩みにもお応えします。