ホワイトニングのよくある質問②



松山歯科医院です。
本日はホワイトニングのよくある質問にお答えしていきます。

Q.ホワイトニングとクリーニングの差は?

ホワイトニング:ホワイトニングジェルを歯の表面に塗布して、歯の内側を漂白することによって歯の色そのものを明るくする
クリーニング:歯の表面に付着した汚れ(煙草のヤニや茶渋など)を除去して歯を綺麗にする

そのため「歯の色を改善したい場合」でも、

歯の内部にも着色している→ホワイトニングがおすすめ
歯の表面に着色している→クリーニングがおすすめ

ということになります。また、内部にも表面にも着色しているのであれば、「クリーニング→ホワイトニング」と進めるのが普通です。

いずれにしても一般の方に判断できることではありませんから、まずは歯医者を訪れて相談してみましょう。

Q.ホワイトニングに対応していない歯は?

ホワイトニングが可能なのは自然の歯のみです。人工のインレーやクラウンをホワイトニングすることはできません。また、抗生物質などの薬の影響で酷く変色しているケースでは、ホワイトニングの効き目が落ちるかもしれません。
そして重度の虫歯や知覚過敏がある歯に関しては、先にそれらを治す必要があります(歯のコンディション次第ではホワイトニングができない場合もあります)。

Q.ホワイトニングは危険ではありませんか?

ホワイトニング先進国の米国では、「FDA(米国政府食品医薬品局)」によって認可されており、これまで数十万人が実行しています。また、ホワイトニングの安全性に関しては、たくさんの論文や研究によって証明されています。

Q.ホワイトニングの痛みは?

ややしみる可能性はありますが、痛みに襲われることはほぼありません。また、ホワイトニングの影響による知覚過敏の出方も人それぞれであり、歯質(亀裂や厚みなど)によって一時的にしみる方もいれば、全くしみない人もいます。
それから下の歯は、上の歯よりも薄いためしみやすいと言えます。

ただ、いずれにしてもホワイトニング中~直後に発生するこれらの症状は、しばらくすればおさまります。そして治療後にフッ素を塗布したり、ホワイトニングの時間を短めにしたり、ホワイトニング剤の濃度を低くしたりすれば、症状を抑えることも可能です。

Q.ホワイトニングに関して気をつけるべきことは?

ホワイトニング期間中は「色の濃い飲食物」をできるだけ摂らないようにしましょう。
また、ホームホワイトニング(家でするホワイトニング)では、前もって説明された方法を厳守しなければなりません。
さらにホワイトニング中に知覚過敏や違和感が出る場合もあります。ですが、ホワイトニングの回数や時間を変えれば症状を和らげることができます。
その他、必ずドクターの指示に従ってください。

Q.ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングは両方行うべき?

まずそれぞれの特徴は以下の通りです。

オフィスホワイトニング:歯医者で行う。1回だけで終わるため手軽。忙しい方におすすめの方法
ホームホワイトニング:自宅で行う(セルフ)。都合がつくタイミングで行えばいいものの、一日で完了するわけではないため地道に取り組む必要があります。

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングのどちらかだけでもホワイトニング効果が望めます。
ただ、よりしっかりと白くしていきたいのであれば、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを両方行うことを推奨します。

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 
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